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飲食店の生き残りを賭けた画竜点睛

  • 執筆者の写真: daisuke ichinose
    daisuke ichinose
  • 2023年9月5日
  • 読了時間: 3分

皆さんこんにちは!料理人のブログらしく、今回は飲食店の現状を皆さんに再認識していただいた上で、必要な画竜点睛を熱く語っていきたいと思います!

因みに画竜点睛とは、【物事を完成させる為に必要な最後の仕上げ】のことを言います。


さて、早速飲食店の現状についてですが、はっきりと明暗が分かれる形になっていると思います。コロナ禍における不完全な営業からは完全に脱却し、インバウンドの波も押し寄せる中、飲食店の経営状況は極めて良好です。と言いたいところですが、これはごく一部の限られた地域と、コロナ前からきちんと実績を積んできた店舗に限られます。



確かに、お客様が戻って来たという実感はあります。ですが、それはコロナ前を上回る程ではありません。それにどの飲食店も利益が出せず、資金繰りに苦しんでいるというのが現状です。これは一重に、飲食店を利用するお客様のライフスタイルが変わってしまったことが主な要因になっています。リモートワークや飲み会の減少など多岐に渡りますが、パンデミックの爪痕は今も尚、副次的に飲食店に影響を与え続けています。



更に深刻なのが人手不足です。これは現場にいる一個人として肌で感じているところです。コロナ禍に於いて飲食業界全体が窮地に立たされた影響で、飲食業界から違う業界へと転職を決意した人達の数は計り知れません。そんな状況下で、お客様の数だけ増えても到底捌き切れるはずもありません。人手不足の為フルに営業できず、泣く泣く予約を制限するといったもどかしさを抱えている飲食店は本当に沢山あります。



こんな状況下での極め付けは物価の高騰です。この原価の高騰こそ、今現在全ての飲食店を悩ませている元凶です。経済学の観点からすれば、インフレは歓迎なのですが、今日本が陥っているのは完全に悪いインフレであり、スタグフレーションそのものです。

要するに、賃金が上がらない中で物価だけが上がり続けるという負のスパイラル。物価が上がっているので、食材を扱う業者は当然値上げせざるを得ません。その皺寄せは当然飲食店にダイレクトに影響してきます。そうなると、必然的に飲食店も値上げをする必要性に迫られて来ます。



ですが、ですがですよ!ここが1番重要なポイントです。肝心の飲食店に通うお客様のお給料が上がっていない為、飲食店の値上げにお客様側が付いて来れてないというのが1番の問題点です。諸外国はインフレに伴って賃金も右肩上がりで上昇しています。今やアメリカの新卒年収は1000万円近いです。要するに、日本はインフレに円安も加わり、物価は上がるわ円の価値は下がるわで危機的状況なわけです。



そんな現状を踏まえた上で、今後の飲食店の生存戦略に求められる画竜点睛とは・・・高級店に舵を切る。これ一択です。値上げをすることで現状の物価高に対処するにしても限界があります。はっきり言って、この物価高は青天井です。先進諸外国の現状や円安の状況を加味しても、日本のインフレがまだまだ加速することは容易に想像できます。


そんな中で、元々の単価の安いお店が値上げを継続していく為には、どうしてもプラスαの付加価値が必要になってきます。毎度毎度、値上げに見合ったそんな付加価値を提供できるほど、飲食業は甘くはありません。お客様の許容範囲も、徐々に限定的になってくるはずです。



数ヶ月、数年先を見据えた時に、今よりも状況が好転している保証などありません。従って、現状を加味した上で迅速に適応することが最善策なのは間違いありません。その為には、優秀な料理人の確保が最優先事項になるのは明白です。今後、料理人の熾烈な争奪戦が始まることと思います。料理人の皆さん!準備はできてますか?

遂に、料理人の価値が跳ね上がる時代に突入します。  Good Luck!

備えよ‼︎
 
 
 

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