模倣飯か創作飯か
- daisuke ichinose

- 2024年4月26日
- 読了時間: 3分
皆さんこんにちは!今回は珍しく、がっつり料理の話でもしようと思います笑。
ご存知ない方もいらっしゃると思いますが、かくいう筆者は料理人を生業としています。
料理といっても様々なジャンルがあると思いますが、筆者は創作イタリアンという戦場で日々鎬を削っています。innovative fusionという冠を背負ってYouTubeチャンネルも運営しております。
一言で創作イタリアンといっても、fusionする内容によって何料理にも成り得るという意味では、創作イタリアンという枠組みすら狭すぎると感じます。
筆者自身、青山学院大学を卒業してから料理人生をスタートさせたということもあり、生粋の料理人とは180度違った考え方や視点、感覚を持ち合わせていたのだと思います。
そうした料理とは全く関係のない真逆の環境から料理の世界に飛び込むことで、筆者自身にしか生み出せない価値観や概念があると確信していました。調理学校にも行かずに、青学を卒業してから調理未経験にも関わらず料理人になるという無謀さも相まってか、元々料理のジャンルをカテゴライズするという感覚がありませんでした。
そんな折に、フレンチの技法や基礎のテクニック、イタリアの郷土料理や古の技術を学んでいく過程において、基礎の大切さというものを身にしみて実感しました。ただ、同時に自分の学び、培ってきたスキルや経験が先人達の模倣に過ぎないということにも気付いてしまいました。既にこの世に存在する料理を作り続ける日々からの脱却、、、そこからは自分のオリジナリティを追求したいという思いが日に日に強くなりました。
これまでの経験上、料理人はざっくり2種類に分かれると考えます。既存のメニューや同じ料理を作り続ける方が好きな人と、既存のメニューに飽きて同じ料理を作り続けることに苦痛を感じる人です。前者は保守的で、料理というクリエイティブな職業を選択しているにも関わらず、創作が苦手なタイプです。後者は生粋のクリエイターの可能性を秘めています。
料理を仕事として捉え、自分ができる範囲での作業に甘んじてしまうと、それはもはやクリエイターとしての料理人とは言えません。ここで1つ誤解のないようにお伝えしておきたいのが、決して保守的な料理人を批判しているわけではありません。ですが、敢えて厳しい言い方をすれば、変化のない一般のサラリーマンと同じカテゴリーに入ります。
そんな模倣飯と一線を画すのが創作飯を生業とする料理人です。
彼らは料理人というカテゴリーから抜け出し、社会的にも貴重なクリエイターです。
そんなクリエイターに憧れたのが筆者です笑。
さて、皆さんはどちら側に行きたいでしょうか⁇
才能の有無に関わらず、目指すこと自体は自由です。あとは自分がどう生きたいのか?
これは、仕事の枠を超えた自己実現に近いのかもしれません。 Good Luck!



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