料理人の真価が試される局面とは?
- daisuke ichinose
- 11 分前
- 読了時間: 2分
皆さんこんにちは!そして、お久しぶりです!筆者自身、料理人として多忙な日々を過ごしていますが、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか⁇
今回は珍しく、料理人としての本質を突く真面目な話をしようと思います。
筆者自身、様々な肩書きを有していますが、本業はまごうことなき【料理人】です!
日々レストランの最前線で指揮している身として、料理人に求められる真価とは何なのか⁇
この質問の答えを示していきたいと思います。
ひとえに料理人に求められる能力は多岐に渡ります。調理におけるスキル、盛り付けなどのセンス、クリエイティビティや感性、深掘りしていけばキリがありませんが、時間内に仕事を完遂する時間軸など、まあ色々あります。調理面だけでなく、レストランという一組織の中での統率力や人間力、原価管理や販売戦略などの数字の管理に至るまで、、、それはもう多岐に渡ります。
そんな中でも、筆者が考える料理人にとって1番重要というわけではないが、最も重視する能力があります。それは・・・その料理人の積み上げてきたコアが垣間見える瞬間。
忙しい中での仕事の段取りや動きです。この忙しい局面にこそ、料理人の真価が問われると筆者は思っています。
ぶっちゃけ、暇な時に何のストレスや緊張感もない状況下で、良いパフォーマンスができるのは当たり前です。むしろできて当然です。料理人の真価が問われるのは、間違いなく忙しい状況下においてです。1分1秒を争うような状況、極限のストレス下における動きにこそ、その料理人の真の実力が現れます。
この極限状態に身を置いて尚、本来のパフォーマンスを発揮できる料理人こそ本物の一流だと思います。よくミシュランの掲載店などは、料理にばかりフォーカスされる傾向がありますが、本当に凄いのは、忙しい状況下でも高い次元でクオリティを維持し続けるパフォーマンス力にあると思います。
それと、そのパフォーマンスを維持し続けるチーム力。このチーム力の底上げこそが、レストランのクオリティに直結してくる真に重要な部分だと思います。ミシュラン掲載店はそこが本当に凄いんだと思います。筆者自身も、いずれは新しいチームを率いて、その場所に挑戦したいと考えています。そんな志を共有できるチームを作れるよう、今は一歩ずつ積み上げていくつもりです!皆さんの健闘を祈ります! Good Luck!
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