前世の記憶を消去される理由
- daisuke ichinose

- 2021年5月7日
- 読了時間: 3分
以前、この世界はシミュレーション仮説による予めプログラミングされた仮想現実である可能性が極めて高いという話をしたと思うが、今回は自分が1プログラムのモブではなく、実際のプレイヤーであった場合の可能性を考えていこうと思う。
まず、この世界が1つのシミュレーションリアリティだと仮定した場合、自分がモブだった場合には、恐らく同じ世界でまた新たな記号に変換され、循環していくことは自然の流れとなる。ごく稀に、前世の記憶を維持したまま生まれ変わる人達が一定数いるが、これは一種のバグに近いものだと考えられるし、前世の記憶を踏襲しているということはモブの可能性が高くなる。
反対に、もし仮に自分がプレイヤーだった場合には、数あるゲーム(シミュレーションリアリティ)の中の1つにダイブしていることになる。自分の本体が全く別の場所に存在していて、マトリックスのように自分の意識だけが仮想現実に溶け込んでいくようなイメージだ。だが、そう仮定した場合に1つの疑問が浮かび上がってくる。
それは、何故今いる仮想現実の世界にダイブしているアバターの自分という意識が、この今いる世界を仮想現実であると認識できないのか?
この認識できないという事実こそが、自分がモブであることの証明なんだと以前は考えていた。従って、死んだ後もこの世界をグルグル何度も繰り返す・・・決してこのゲームからログアウトする術はなく、永遠にこの世界から抜け出すことはできないんだと。
毎回前世の記憶を消去され、自分が何者なのかを理解することもなく、永遠に生と死を繰り返す。一種の絶望感にも似た感情が頭をよぎる。
だが、最近新たな希望となり得る可能性が出てきた。それは・・・自分がこの世界(ゲーム)のプレイヤーだと仮定した場合に、この世界を100%楽しむ為に、自分が仮想世界にダイブしているという記憶を完全に消去するプログラミングが実行されている可能性だ。
この考え方に基づけば、仮想現実にダイブしているという記憶が残っていない以上、この世界をリアルワールドと錯覚する為、皆真剣にこの世界を生きようと努力するはずだ。
これが真実なら、かなり理に叶った設定だ。何故なら、皆この世界が仮想現実であるということを認識した場合、果たして真剣に生きようとするだろうか?
ちょっとでも都合の悪い状況になれば、ゲームのように1度リセットして、また初めからやり直そうとするのではないか?
だから人は皆、この世界の自分がアバターであるということを真に認識することができないようになっている為、この世界を本当のリアルワールドとして生き抜くしかなくなる。
更に続けると、この世界をリアルワールドとして真剣にプレイした者には、次の仮想現実で優遇される可能性すらある。ゲームとはそういうものだ。例えば、この仮想現実で成功を納めた者、地位や名誉、はたまた精神の浄化に繋がる行為などがそれに当たるだろう。
そうしたプレイヤーが、次の仮想現実の初期ステータスで優遇されるなんてこともあるかもしれない。はっきり言って、この世界の不平等さを考慮すれば、この考え方はあながち間違ってはいないはずだ。
最後に筆者が1番伝えたかったことは、この今いる現実世界をあまり舐めない方がいいということだ。人生1度きりだし、死んだら全て無になって終わりなんでしょという考え方は危険だ。かなりの確率で、この世界での行いが次に影響してくる可能性は高いと言える。
場合によっては、プレイヤーとしての権利を失い、そのままバグとして処理されることもあるかもしれない。従って、少なからずこの世界で必死に頑張る意味はあるはずだ。
これらは全て、この現実世界がシミュレーションリアリティであった場合の可能性の話だ! 可能性がある限り、頭の片隅に置いておいてもいいのでは? Good Luck!



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